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服育コラム

第1回 服装は能力です

人は外見で判断されているのでしょうか?

「その服装では仕事で損をしますよ」こう書くと決まって反論が出ます。「大切なのはその人の能力であって、仕事がデキれば何を着ていようが関係ないだろう」と。一見すると正しいようにも思えるこの論理、果たして本当にそうでしょうか。

人を外見で判断してはいけない」と言いますが、これはすなわち「人は外見で判断されてしまう」ことを裏付けているのではないでしょうか。服装や持ち物で相手の人となりを決めつけてしまったり、あるいはその反対に相手から決めつけられてしまったりという経験は誰しもあるはずです。

服装は、人間同士のコミュニケーションをインターフェイス(仲立ち)しているのです

服装の機能について考えるとき、暑さ寒さから身体を保護するという働きの他にもうひとつ、忘れてはならない重要な役割があります。服装は、人間同士のコミュニケーションをインターフェイス(仲立ち)しているのです。「今日は大事な人と会うのだが、このかっこうで大丈夫かな?」などと考える習慣は、着る物で印象を悪くしたくないという思いの表れといえるでしょう。それはまた、服装がコミュニケーションに与える影響を無意識のうちに自覚している証拠ともいえます。

「一張羅」という言葉があります。現代で言えば「勝負服」でしょうか。ここ一番の気合を一番いい服に込める。これはれっきとしたビジュアル戦略であり、服装はノンバーバル(非言語)コミュニケーションツールとして機能するのです。

服装がメッセージツールとして機能するのであれば、それを使いこなすためのスキルが必要です。どんな場面で、どんな服を、どのように着るのか。これらを考慮して整えた服装は、時として百千の言葉よりも雄弁にその人を語ります。

服装術は立派なビジネス能力なのです

そう考えるならば、仕事がデキれば着る物などどうでもよいと誤解したままでいると、仕事なら誰にも負けない自信をもっていたとしても、それを相手にわかってもらうことすらできずにチャンスを逸してしまうかもしれないのです。これではそもそも仕事そのものが始まりません。つまり、闘わずして負け、です。「たかが服」とあなどれない理由がおわかりいただけるでしょうか。服装はコミュニケーションツールであり、服装術は立派なビジネス能力なのです。