こころを育む衣服 服育

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服育活動レポート

「学校・生徒・家庭」で取り組む服育/佐賀県立杵島商業高等学校

「学校・生徒・家庭」で取り組む服育/佐賀県立杵島商業高等学校

「学校・生徒・家庭」で取り組む服育/佐賀県立杵島商業高等学校

対象:
佐賀県立杵島商業高等学校(佐賀県)全校生徒、保護者
日時:
2008年5月11日(日)10:00~11:00
目的・経緯:
杵島商業高等学校では、今回が初めての保護者の方々への服育の話になります。 まずはほとんどの保護者の方にとって初めて耳にする「服育」について「環境」「健康・安全」「国際性」といった、様々な切り口について説明しました。 普段何気なく着ている衣服から広がる学びの可能性についてお話させていただいた上で、今回のメインテーマである衣服の「社会性」について話を進めていきました.

衣服から始まる学び「服育」とは

杵島商業高等学校では、今回が初めての保護者の方々への服育の話になります。 まずはほとんどの保護者の方にとって初めて耳にする「服育」について「環境」「健康・安全」「国際性」といった、様々な切り口について説明しました。 普段何気なく着ている衣服から広がる学びの可能性についてお話させていただいた上で、今回のメインテーマである衣服の「社会性」について話を進めていきました。

コミュニケーションとしての衣服

社会の中で生きる私たちにとって衣服はなくてはならないものです。自分を守るという服本来の役割だけでなく、人とのコミュニケーションにおいても大きな役割を果たしています。

そのポイントを「TPO」「スタイリング」「カラー」という3つの観点から説明をしていきました。

中でも「TPO」は特に大切になってくる部分です。この大切な部分をオンタイム/オフタイムというふたつの時間にわけ、それぞれ「みんなの時間」と「自分の時間」という定義を紹介しながら説明していきました。

さらに「それぞれの時間の服はどのように着こなしたらいいのか?」ということで、制服を例にとりながらオンタイムの着こなしの基本について詳しくお話していきました。

制服を含む衣服は、知らず知らずのうちにいろんなメッセージを発信しているノンバーバル・コミュニケーションツールです。TPOに応じて服とその着こなしを使い分けることのできる、そんな力を高校生のうちから養って欲しいですね。

セミナー風景

「学校・生徒・家庭」で取り組む服育

今回は、日曜日の保護者会の日にセミナーを設定したいただき、全校生徒と先生方だけでなく保護者の方にも多数ご参加いただきお話をさせていただきました。

この企画が実現したのも、「服育」はとても大切なことなのでぜひ子どもたちだけでなく保護者の方々にも聞いてもらいたいという思いが先生方の中にあったからでした。

「学校」と「生徒」だけでなく「家庭」も交え三者で服や制服について同じ意識を共有するということが大切なのだと改めて感じました。

生徒さんのご感想

今日の講演を聞いて、服育に対する関心が増えました。服をきれいに着れば、足がきれいに見えることが分かりました。オンの時には服をきれいに着て社会的服装で仕事をしなくてはならないと思いました。オフの時は自由な服装をしてオシャレにきれいに着なくてはならないと思いました。印象をよく見せるためにも、服装や色づかいは大切だと思いました。この講話でたくさんの事を聞けてよかったです。
今日は服と社会性のことについて話していただき有難うございました。有吉さんが話してくださった服をどのように活用していくのかや私たちが生活をしていく中での衣食住についてのことなど、私たちが社会人になっていく中で最も大切なことを教えていただきいかしていきたいと思います。
社会に出てきちんとその会社のルールやマナーを守っていく中で、会社の社員であることを表す制服はうつくしく着ないといけないなぁと思いました。今日で、また去年より服の着こなしについて知ることができたのでよかったです