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服育活動レポート

おもてなしとしての服装/島根県高文連生活科学全体研修会

おもてなしとしての服装/島根県高文連生活科学全体研修会

おもてなしとしての服装/島根県高文連生活科学全体研修会

対象:
高文連生活科学全体研修会(島根県)県内高等学校文化連盟生活科学部門加盟校の生徒約60名)
日時:
2007年6月1日(金)13:30~14:50
目的・経緯:
2007年7月29日から8月2日まで島根県で全国高等学校総合文化祭が開催されます。 これは高校生の創造活動の向上と相互の理解を深めることをねらいとして、芸術文化活動の発表を行う高校生の文化の祭典で、今年が31回目の開催になります。 全国各地からたくさんのお客さまをお迎えする開催権の生徒としてのホスピタリティの表現として、高校生らしい節度ある制服の着用の仕方を知ることを目的に開催されました。

第一印象を左右する4つの要素とメラビアンの法則

多くのお客さまをお迎えする立場として、良い第一印象を与えることはとても大切なことです。
「第一印象はどんな要素によって決定されるのか?」「どれくらいの時間で決定されるのか?」などについて、ケイコ・カワチ氏の研究結果やメラビアンの法則を紹介しながら説明しました。

メラビアンの法則によると人の印象は、55%は容姿・表情・服装、38%は話し方・雰囲気、そして残りのたった7%が話の内容によって決定されると言われています。

この内容をふまえて、では服装の面からはどんな点に工夫して着こなせば初めて会った人に「良い印象」を与えることができるのか説明していきました。

オンタイムの着こなし・三大原則 『留める・締める・結ぶ』

人に良い印象を与えるためにはどのように着こなせばいいのか?を特にオンタイムに限って考えていきました。

オンタイムというきちんとした印象が求められる場面には、着こなしのポイントとして3つの基本ルールがあります。それはオンタイムの着こなし三大原則『留める・締める・結ぶ』です。 特に印象を大きく左右する襟元、胸元は重要で、ボタンときちんと留める、ネクタイやリボンをきちんと結ぶ、たったこれだけでも印象は大きく変わります。

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今回のセミナーには島根県下のいろいろな学校の生徒さんが参加していたのでどの学校の制服にも通じるのはもちろんのこと、社会に出た時にも通じる普遍的な法則ということで『留める・締める・結ぶ』を中心に着こなしの説明をさせていただきました。

オンタイムとしての着こなしルールを守って、さらに全体のバランスをよく考えてきれいに着こなすことは、相手に好印象を与える着こなしスキルなのです。

先生のご感想

授業で扱う内容ではありますが、切り口に新鮮味があり、楽しくわかりやすく学ばせていただきました。「留める、締める、結ぶ」はいいですね。口にしやすく、覚えやすく、意味がすぐわかる。講演後、ついついファッションチェックをしてしまうようになりました。ハイリゲンダムサミットの各国要人も「留める、締める、結ぶ」、バッチリでした!
錦織教子先生(家庭科)

生徒さんのご感想

襟元が服を着こなす上で最も重要だということにはとても納得しました。誰かと話す時には、普通その人の顔を見ながら話すので、確かに襟元は注目が集まるところだと思いました。部分のバランス、全体のバランスについてもう少し詳しい内容も聞いてみたかったです。(2年生女子)
オンタイムの服の着こなし方など、自分が大人になった時にも役に立ちそうな話がたくさんあってすごくおもしろかったです。先生の第一印象もさわやかでキチンとした感じがしたので、服装はすごいんだなとあらためて思いました。1時間半で長いかな、と思っていたけどそんなふうには感じないぐらいすごく面白かったです。(3年生女子)
自分の感覚だけで服を着ると、まわりの人たちに不愉快な思いをさせてしまうことがあるから、見ていて気持ちの良い服装をしたいと思いました。(3年生女子)