2004年 服育発表会
- 大阪:
- 2004年9月24日、25日、27日、28日 産業創造館
- 東京:
- 2004年10月12日、13日 ホテルギンモンド
2004年 服育発表会
2004年 初めての服育発表会。「服育提案コーナー」と「服育実践&情報コーナー」のブースを設け、見て、体験して「服育」を知っていただきました。
山形の古代布参考館からお借りした古代布を通して、昔の人々の暮らしや衣生活と地域の自然との関わりについて考えました。 しなの木から作るしな布や、紙から作る紙布など、物質的には恵まれなかったからこそ生まれた、布の工夫についてご紹介しました。
民族衣装の中に残る文化伝来の様子や、衣服と各国の自然や生活との関わりについての展示です。
例えばフィリピンのバナナのの皮からできた衣装からは、フィリピンの自然と服との関係を、長い布を巻く衣装(サリーやトーガ)からは布が貴重だった歴史的背景や文化など、民族衣装の持つ背景について考えました。
代々受け継ぐことのできる和服の特徴や、日本の風土との関係、環境との関わりなど、自分達の文化について和服を通して考えました。
私達の生活の中にある様々な場面で活躍する「特化した機能を持つ衣服」についての展示です。
衣服の持つ基本的役割のひとつ「機能性」とTPOとの関係について考えました。
PETボトルが衣服になるリサイクル過程を、目で見て理解してもらうための、PETボトルのチップから綿を作る実験の紹介です。
簡単に出来る装置で、回収されたPETボトルがとかされて繊維になる過程を再現できます。
古くなった着物や布を使った、裂織りや布で作るぞうりなど楽しく布をリサイク ルする布小物の紹介です。
これまでにご協力させていただいた、衣服を通して社会性や環境について考える、授業サポート実践例について、パネルやビデオでご紹介しました。
環境学習のお手伝いで行った糸の一生を考えるゲームの紹介や、衣服の着こなしについて考える着こなし講座等のご紹介です。
授業で使えるネタのつまった「SORA」、全国の元気な学校や先生方を紹介する情報web「学校てくてく隊」、制服診断もできる「web SORA」といった、学校の先生方にお届けする情報ツールについてのご紹介しました。
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