ケニア出身の女性環境保護活動家、ワンガリ・マータイさんは、2005年2月14日から10日間、京都議定書関連行事出席のため来日した際、日本語の「もったいない」という言葉を知って感銘を受けました。
1940年4月1日生まれ。 東アフリカ初の女性博士にしてナイロビ大学初の女性教授。 ’04年には、環境保護活動だけでなく、アフリカ女性の権利向上にも貢献したことが評価され、環境活動家として、またアフリカの女性として初となるノーベル平和賞を受賞。 そのほか、 ウーマン・オブ・ザ・イヤー賞(83年)ウーマン・オブ・ザ・ワールド(89年)ゴールドマン環境賞(91年)国連アフリカ指導者賞(91年) ゴールデン・アーク賞(94年)ペトラ・ケリー環境賞(04年) など多数の賞を受賞。
株式会社チクマが提唱する「服育」の理念に賛同し、2006年以来、全国各所で開催された服育イベントで講演、服育の普及活動を支援している。
MOTTAINAI(もったいない)キャンペーン名誉会長で、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マー タイさん(71)が9月25日深夜(日本時間26日未明)亡くなりました。服育スタッフ一同は、マータイさんのご冥福を心よりお祈りするとともに、マータイさんの思いをできるだけ多くの子供たちに伝えていくよう新たに心に誓いました。
「もったいない」という日本語の中には、3R(Reduce、Reuse、Recycle)の取り組みとかけがえのない地球資源に対する尊敬の(Respect)が込められています。
この3つに加えて
「もったいない」はこの環境活動の3R+Rをたった一言で表す世界唯一のコトバです。そこには、かけがえのない地球資源に対する尊敬の念、それを無駄にしてはいけないという感謝の心が込められています。
マータイさんはこの美しい日本語を、環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」として広めようとしています。
日本では、「MOTTAINAIキャンペーン」として展開し、この取り組みに賛同した企業や団体が様々な活動を行っています。私たちもその一員です!
最後は世界に広がる「もったいない/MOTTAINAI」をもったいないクイズで振り返ってみましょう。