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お知らせ

「なんちゃって制服」どう思いますか?

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
朝晩がぐ~っと冷えるようになってきましたね。
まだまだ冬ほどではないにしても、朝自転車に乗っている時には少し手袋が欲しい感じになってきました。
秋もそろそろ後半戦・晩秋です。お天気いい日も続いていますし、思い残すことのないよう秋を楽しみたいですね。
さて、先日の朝日新聞に制服に関する記事が載っていました。
といってもふつうの制服ではなく、いわゆる「なんちゃって制服」についての記事で、「なんちゃって制服 世界征服?」と題して掲載されていました。
これは学校の制定する制服ではなく、制服風のファッションのことで、私服校の女子高生たちが着ていることで話題になっていたものです。
(数年前ですがある東京の女子私学高校で授業させていただいた際、私服の学校であるにもかかわらずクラスの9割がなんちゃって制服でした)
このなんちゃって制服が、なんといまや海外からも注目される「日本のカルチャー」に変わりつつあるというのです。
マンガやアニメ、ファッション誌などを通じて日本のポップカルチャーの代表になっていて、外務省が今年2月に海外に日本文化を売り込むためファッション分野で活躍する3人をポップカルチャー発信使(通称カワイイ大使)として選んだ中の一つに選んだのが「なんちゃって制服」だというのですから驚きです。
今やなんちゃって制服を取り扱うお店には世界中から「日本の女子高生みたいになりたい」と注文が舞い込むのだそうです。
「没個性」などとして批判されることも多かった制服が「着たい」の対象になるのは嬉しいのですが、なんとなく複雑です・・・。
制服ではなく、制服と似たデザインの一般服なのでなんちゃって制服自体を批判するわけではないのですが、なんちゃって制服と学校で制定された制服とが混同されるといけないなと感じます。
見た目は似てますが、まったく目的が違うものですから。
外務省も認めた?「なんちゃって制服」、皆さんはどう思われますか?
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↑2009年10月17日 朝日新聞夕刊

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