こころを育む衣服 服育

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お知らせ

今日は「世界フェアトレードデイ」です

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
ご存知でしたでしょうか?実は今日5月10日は、世界フェアトレードデイなんだそうですよ。
http://www.wftday.org/japanese/
フェアトレード(FAIR TRADE)とは、日本語に訳すと公正取引で、「発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じて、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動」(wikipediaより)のことを指します。
第二次世界大戦後の東欧の経済復興のために行った手工業品の輸入がフェアトレードの考えの始まりといわれており、今ではコーヒー、バナナ、チョコレートといった食品や衣服や小物などの手工芸品が多く取り扱われています。
確かに時々街なんか、フェアトレードの説明の書かれたエスニックな衣服や小物をみかけることありますよね。
大手では、スターバックスやイオンがフェアトレードのコーヒーを扱っています。
消費する私たちがいるから、その需要を満たすために供給が生まれるわけで、その消費者がなんでもいいから安いものをもとめればどんな方法でコストダウンしたのか分からないモノも出てきます。
もしかして厳しい労働条件で働く子どもたちや虐げられた女性たちの犠牲の上で、その価格が成り立っていたとしたら・・・。
生産される場所と消費する場所が遠く離れてしまうと、それが生産される過程の見えないものが増えてきますよね。
フェアトレードはその流れを証明してくれるひとつの方法なんだと思います。
エシカルコンシューマー(倫理的な消費者)ということばがありますが、価格や便利さだけを求めるのでなく、それがいったいどんな背景を持った商品であるかということろまで見て選べるようになればと思います。
これは、フェアトレードだけでなく安全なものを購入するためにも(例えば餃子事件のような)とても大切な視点だと思います。
自分や家族の健康や安全はもちろんですが世界中の人々の幸せのためにも、しっかりとしたモノを選ぶ視点を持った消費者がひとりでも増えていけばいいですよね。
私も世界を動かす消費者のひとりになりたいなと思っています。
これってまるで『北京の蝶々』ですよね!