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お知らせ

子供たちの姿勢

はじめまして。企画スタッフの西です。
この頃、とても気にかかる事があります。子供たちの姿勢です。
僕も座った姿勢での仕事が多いので、姿勢が悪くならないようにいつも気にしていますが、なぜ子供の姿勢が気になるかというと、毎朝同じ電車に乗る高校生が、電車が揺れる度にフラフラとふらついて人にぶつかってるんです。
同じように電車に乗っているオッサン(僕もその一人ですが)や女性がしっかり立っていられる程度の揺れでもフラフラと・・・。
よく見ると、立っている姿勢が悪い!!
身体の重心が真っ直ぐになっていない。腰が落ち、背中が丸まって、片一方の足にしか体重がのっていない。
『そら、フラつくわ・・・』と思いながらも、人にぶつかった時にはちゃんと「スミマセン」と謝っている姿を見て、またまた「???」。
謝るぐらいなら姿勢を直せば良いのに、姿勢を正そうともしない。『ん~ん??』


どうやら、その姿勢が彼の自然な姿勢だという事に、ようやく気づきました。
街中を見ると、彼のような姿勢の子供たちが多いこと・・・。
何故、子供たちの姿勢がこんなにも悪いのか?
僕達の子供の頃は、先生の「キョ~ツケ!」ってな号令で背筋が伸びたのですが、今は駄目なのでしょうかね?
子供の姿勢の変化には、服の着用状況も要因の一つに挙げられのではないかと思います。
「楽だ~」って理由だけでカジュアルな服ばかりを着慣れてしまい、キッチリと着用しなければいけない服もダラダラに着る癖が付いてしまって、その結果が姿勢に出てしまっているのではないでしょうか?
身体にフィットしたジャストサイズの服を着ると、身が引き締まる感じがしませんか?
服には「衣服圧」というモノがあり、この衣服圧は強くても駄目ですが、あまりに無さ過ぎるのも駄目みたいです。
一定の衣服圧が、必要な身体の部分にかかっているのが理想なのでしょう。
「身が引き締まる感じ・・」は、実際に筋肉が緊張している状況なので、自然に身体の筋肉を刺激し、発達させています。
キッチリとした服を、身体に合ったサイズでキッチリ着ると、ほど良い緊張感が、シッカリとした身体を作ってくれます。
子供の頃の姿勢は、とても重要です。正しい姿勢であれば、しっかりと気道を確保でき、多くの酸素を身体や脳に行き渡らせる事が出来ます。反対に、成長期に姿勢が崩れたままだと、正しい呼吸どころか、身体の発達にも影響を与えかねません。
子供たちの成長にとっては、最初は窮屈に思うかもしれませんが「身が引き締まる感じ・・」を覚えることは、とても重要な事なのです。
「楽な服」と「子供の為になる服」は、必ずしもイコールではないのです。
「子供の為になる服」を考える事も、一つの『服育』なのだと感じました。
『服育』の考えが広がって、将来姿勢の悪い子供が少しでも減れば嬉しいなぁ~。( ^‐^ )

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