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服育ブログは服育の企画スタッフ、エリアスタッフ、ものづくりスタッフ等、さまざまなワークフィールドから、私達の「服育」をお伝えします。

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2008年08月24日

大洋州からの服育レポート トンガ編3

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日はトンガ最終日。そして今回の調査日程の最終日です。

といっても今日は土曜日なので官公庁や企業はすべてお休みです。ということで土曜日でもあいている新しいパタンガタ廃棄物処理場の見学と村人へのインタビューをしていきました。
昨年オープンしたパタンガタ処分場はとてもよくオーガナイズされていて処分場特有の匂いもなく計画的に使用されている感じでした。
ゴミも野菜屑や残飯は各家庭で飼っている豚のえさに、植物系のゴミ(green waste)は違う場所でコンポストに、回収してリサイクルできるもの(アルミやスチールの缶など)はリサイクルしておりここに捨てられているのはそれ以外の一般ゴミということのようでした。
ゴミから出てくる浸出水もきちんと浄化され、処理場周辺の植物への散水に使っているそうで、できるだけ無駄になるものが出ないよう工夫されていました。
さて、その後は村人へのインタビューです。二軒の家を訪ねゴミの回収の様子や家庭でのゴミ処理について聞いてまわりました。もちろんどちらの家も豚を飼っているので生ゴミは全て豚の餌にしています。なので時には7人家族で3週間近くゴミ出しをしなくてもいいのだそうです。う〜ん、豚って偉大ですね!
見学とインタビューの合間には、今回のトンガ調査の案内役であるJICAトンガ職員のキリシマシ(通称マーシー)がいくつかトンガのお薦めポイントへ私たちを案内してくれました。
環礁内にある海は信じられないくらい透明できれい!真っ白な砂浜と青く透き通った海はまさしくトンガです。

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  ↑ただただひたすらに美しいです。リサーチ中で泳げなかったのが残念。

一方断崖絶壁が続く島の南側には荒波が激しく水しぶきをあげており、違ったトンガの一面を見ることができました。

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  ↑20〜30m近くある絶壁に打ち付ける波しぶきでできた虹。

そしてトンガ最終日にやっとあのタオヴェラやキエキエの材料となっていたロウアカエを確認!トンガ中に生えているこの木の葉っぱが原料になります。
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  ↑ロウアカエの木。材料として一番良く使われる木です。

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  ↑案内役のマーシー。これは昨日(金曜日)の写真です。
   平日はタオヴェラを着ていましたが、今日は付けていませんでした。
   やっぱりフォーマルな意味なもんなんですね。(もちろん街中には
   土曜日でもつけている人はたくさんいます)

ちなみにマーシーが昨日付けていたタオヴェラは低木の茎を使ったものだそうです。
この茎を裂いて海水に1〜2週間つけた後、色が変わるまで乾燥させて編むのだそうです。

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  ↑マーシーが手に持っているのが、彼のタオヴェラの材料です。

今日で今回の調査日程は全て終了です。(飛行機の都合で帰国は明後日の月曜日です)
フィジー、サモア、トンガの三カ国をまわらしてもらい、日本にいたままでは見えなかった様々な問題が見えてきました。
それは太洋州諸国の抱える問題だけでなく、そこに関わる先進国である私たち日本としての問題も含んでいます。
単なる援助ではなく、彼らの問題の中にある私たちの問題こそをしっかりと考えていかなければならないと感じました。

今回の調査をふまえた研修は今秋開催予定です。
またこの研修が始まったらこのブログを通してその様子を皆さんにお伝えしたいと思います。

2008年08月23日

大洋州からの服育レポート トンガ編2

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日は昨日とはうってかわってとってもお天気のいいトンガ二日目です。

今日は政府系新聞社、行政機関(保健省、通産省)、そして地元のNGOといろいろなところを訪問してトンガの廃棄物を含めた環境への取組みや問題点についてリサーチしてまわりました。
途中、昨年まで使われていたポプア処分場を見学。ここはとにかくなんでもかんでも埋め立てられていたサイトで、今はオーストラリアの援助によって完全にクローズするための作業が行われていました。
しかし閉鎖後も、処分地に埋められている金属類を集めて生活している人々が処分地の周りには暮らしており、私たちが見学に行った時にもたくさんのひとが廃金属集めをしていました。
収集する大人たちの周りでは子どもたちが靴も履かずに遊んでいるのを見た時には、なんともせつない気持ちになってしまいました。(小学校は今週から夏休みなので、ちゃんと学校には行っていると聞いて少し安心しましたが)

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  ↑処分地で廃金属を集める大人たち。奥の緑はマングローブ林で
   その向こうはすぐ海になっています。

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  ↑処分場の子ども。声をかけたらその後私たちの後をついてまわって
    いました。ガラスや金属の破片だらけなのにはだしでした。

地球上に住む私たちみんなが環境とのバランスをとりながらそれなりの生活や経済発展を保ことの難しさを改めて感じました。
私たち日本人が口で言ったりお金を出したりするのは簡単です。
でも本当に大切なのは問題をきちんと知り、考え、そして一緒に解決していくということなんですよね。(抽象的ですが・・・)
そのために大切なのはやはり「教育」。私たちも直接ではありませんが、間接的にでも衣服を通して関わっていければと思いました。

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  ↑タオヴェラ(腰巻)に携帯電話。これが今のトンガです。
   インターネットカフェもとても普及しています。

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  ↑secondary school(日本の中学・高校)の生徒。スカイブルーの
   スカートとタイです。(ネクタイを緩めているわけではありません)

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  ↑こちらは緑のワンピース。トンガの制服もとってもカラフルです。

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  ↑上の学校の男子生徒。男子の方はとっても伝統的なスタイルです。

2008年08月22日

大洋州からの服育レポート トンガ編1

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日はついに今回の調査国最終地・トンガへやってきました〜。

早朝の飛行機でサモアからトンガへ飛んだのですが、残念ながら本日のトンガは曇り・・・。
きれいなラグーンを飛行機から見ることができませんでした。
ちょっぴり物足りない思い出トンガの空港で着いたのですが、その空港で私たちを迎えていてくれたのは伝統的な衣装に身を包んだおばさまたち!
みんな腰にキエキエやタオヴェラと呼ばれるロウアカウという植物の葉で編んだ腰巻を着けていたんです。(ロウアカウとは周りに生えている木という意味のトンガ語)
中には下だけではなく上までござにくるまったような人なんかもいて(その方がフォーマルらしいです)、これまでにない伝統文化が形だけでなく大切にされている姿に感動しました!

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  ↑空港のおばちゃん。彼女のはキエキエかな。
他にござのようになったタオヴェラをまとった人もたくさんいました。

その後はいよいよ視察の時間です。(朝3時おきにもかかわらずみんな精力的!)
まずは環境庁を訪問して、現在の環境学習や廃棄物等の取組みについてお話をお伺いしました。
今回は3名の方が応対してくださったのですが、もちろんみんな腰にはタオヴェラかキエキエが巻かれていました。

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  ↑男性のはタオヴェラ。女性のはモチーフ編みのようになったキエキエです。
   もうお一人の女性のキエキエは黒のものでとってもモダンでおしゃれでした。
   ちなみに染料は基本的に天然素材なんだそうですよ。

環境庁の後は、トンガのメインアイランド、トンガタプで廃棄物の収集やリサイクルを行っているWaste Managementのエージェンシーを訪問しました。
実はトンガっていろんなリサイクルに積極的に挑戦している国だってことを初めて知りました。
大洋州諸国のように土地の少ない島国にとっては廃棄物問題って日本に住む私たちが思う以上に深刻なんです。
温暖化問題もそうですが、大洋州諸国にたくさん入っている中古車が深刻なゴミ問題を生み出している原因は、私たち日本人の現在の暮らしにあるということを、私たちはもっと知る必要があるなとほんとに感じました。

夕方視察が終わった後街をお散歩していたら、学校帰りの学生に会ったので写真を撮らせてもらいました。
彼女たちの学校では女子はキエキエ、男子はタオヴェラを腰に巻くのが制服の正しい着方なのだとか。正装の意味があるそうなので、ブレザーのネクタイみたいな感じかもしれませんね。

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  ↑ロウアカウで編んだキエキエ。花柄モチーフになっていて
   本当にかわいかったです!

2008年08月20日

大洋州からの服育レポート サモア編その3

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日は一挙にサモアの行政機関と現地でリサイクル活動を進める日本企業などを視察してまわりました。

朝一番に訪れたのはMinistry of Environment環境省です。
次官の方と面会したのですがオーストラリア出身の彼はとっても親切で、私たちのプロジェクトに関わることを様々な観点から情報提供してくださいました。
さらには彼のアレンジメントで急遽、サモア大学の環境教育や教員養成に関わる人たちとランチミーティングすることに!
サモア大学の人たちも私たちの活動にとても関心を持ってもらい、今回の三年計画のトレーニング計画を聞いて「ぜひ来年は日本に行きたい」なんて言っておられました。これはもしかして本当になるかも!大学を巻き込んでのESDの研修であれば、日本での研修のフォロー体制という意味でもバッチリなのでぜひ実現したいですね。

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  ↑右が環境省次官。彼がはいているのがサモアの伝統衣装ラバラバです。
   左は今回の隊長でもあるNPO法人こども環境活動支援協会
   http://leaf.or.jp//の事務局長です。

午後は、日本の自動車部品メーカー、ヤザキがCSRの一環として進めるPETボトルリサイクルについて話を聞きにいきました。
なんとサモアの就労人口の約13人に一人はヤザキで働いているというのですから驚きです!彼らは学校の協力で回収したPETボトルから作ったリサイクルベンチを学校に寄贈したり、苗木の提供を行ったりと子どもたちのために広く活動されていました。
その後Ministry of Finance財務省とMinistry of Educationを訪問してサモアのスケジュールは終了です。
たった4日間しかいなかったけどサモアのゆっくりした空気とピュアなハートを持ったサモア人のことがとっても好きになりました。
日本からはダイレクト便もなく訪れる人は少ないということでしたが、ぜひ機会が行ってみてほしい国ですね。

最後に今日の制服コレクション。
道ですれ違った子どもを呼び止めて撮ったり、車から撮ったりした写真です。
カメラに納めることはできなかったけどとってもピンクの制服(シャツ)もあったりと、なかなか面白いですよ。

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  ↑白いシャツに緑のタイトスカート。胸にはサモア式のタイを結んでいます。

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  ↑赤いワンピースが制服の小学校です。とってもかわいい!

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  ↑青のワンピーススタイル。やっぱり落ち着く感じですね。

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  ↑分かりにくいですが黄色のシャツに青のスカートです。

2008年08月19日

大洋州からの服育レポート サモア編その2

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日はいよいよサモアの街が動いているウィークデイを見ることができる初日・月曜日です。

まずはサモアの(実質)初日ということでJICAのサモアオフィスを訪問して挨拶です。
その後、大洋州諸国の中でとても成功した例として知られるサモアのタファイガタ処分場を視察しました。
ここは日本の福岡方式というのを使用した処分場でサモアの規模や地形ともちょうどよくとてもよく運営されています。埋立地のど真ん中に立ってもまったく匂いもなくびっくりしました。
ここでは近隣の学校に対して環境学習を行っておられうそうで、その担当として日本のIJCA国際青年協力隊員として村中さんという女性の方が赴任しておられたのですが、彼女が着ていたのがサモアの女性の民族衣装プレタシです。とっても素敵じゃないですか?


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  ↑村中隊員のプレタシ。明るいスカイブルーがサモアの緑に映えてとても素敵でした。

午後は南大洋州の環境の取組み等を司る国際機関であるSPREPを訪問。
その後、JICAの技術協力プロジェクトで国立公園に関するプロジェクトを行っているサイトを訪ねました。
ここでもまたプレタシの女性が。彼女も日本人のJICA職員だったのですが、このツツミさんが着ていたのは赤のプレタシ。こちらはカメの模様があしらってあってなんだかかわいい感じのするプレタシでした。

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  ↑ツツミさんのプレタシ。赤がとてもお似合いですよね

今日は道中たくさんの学校も見ることができました。
聞くところによるとサモアは各部族にひとつくらいの感じで小学校があるので、17万人くらいの国に360校もの小学校があるのだとか!
制服をいろいろ見ていたのですが、キリスト教系の学校ではシャツに短パン、その他の学校では白シャツに紺色のラブラブ(男性の腰巻)姿や短パンが多かったようです。
中にはピンクの制服の学校もあってびっくり!時間がなく車を降りて写真を撮ることができなかったのでお見せすることができず残念です・・・。

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  ↑キリスト教系の男子校。サックスのシャツにベージュの短パンです。
   シスターらしき人も同じサックスのプレタシのようなものを着ていました。

明日は省庁巡りの一日です。環境省に教育省、外務省などサモアの行政について多角的に知ることができそうで楽しみですね。

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  ↑おまけ1
   ホテルのレストランボーイの人々。彼らがはいている巻スカートが
   ラバラバです。「写真を撮らせて」とお願いするとみんな集まってきちゃいました。

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  ↑おまけ2
   ホテルの前のアピア港に広がる夕陽。近々カヌーやカヤックの
大会があるとかでみんな夕方から練習していました。

2008年08月18日

大洋州からの服育レポート サモア編その1

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
昨日、今日と週末だったのでサモアは土日でした。日本と違って土日は基本的にお休みの国なので(日曜日はお店もレストランも開いていません)、ゆ〜っくりサモアの休日の様子を見てまわりました。

土曜日の早朝にホテルに着いたのでお昼までとりあえず睡眠(zzz・・・)、午後からサモアの首都アピアの街を歩いて回ったのですが、すでに1時ごろにはお店が閉まり始めて2時にはスーパーもしまってしまいました。なので街の様子といってもあまり活気のある雰囲気の場面は見逃してしまったので残念・・・。
それでも街をうろうろしているととにかく目につくのがトラックを改造したバスです。ぎっしり人が乗っているカラフルなバスがとにかくたくさん走っていました。

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  ↑車内は超満員。日本の満員列車もびっくりくらいいっぱいです。

路上に目をやるとたくさんの人がいろんなものを売っていました。サンダルやらちょっとした日用品、それに野菜などを売っていました。

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  ↑カボチャが採れるのがたくさん売っていました。
カボチャをくるんでいるのはヤシの葉で編んだバッグです。
売れ残ったらこのまま持って移動します。

さて、人々の服装はというと、普通のTシャツや短パンが一番多かったのですが、やっぱり布を腰に巻くスタイルもたくさん見かけました。
フィジーでは女の人の腰巻スタイルはあまり見かけなかったのでが、サモアでは女の人がカラフルな布を巻いている姿もたくさんみかけました。(なんて呼ぶのかはまだ未確認)
もちろんお巡りさんもこの姿。POLICEと書いた紺色のシャツに、紺色の腰巻スタイルでした。(写真が取れなかったのが残念・・・)

子どもたちはほとんどTシャツに短パン姿でしたが、中には川にそのまま入って泳ぐ子たちもいたりして、なかなか今日本では見かけない姿にびっくりしたりしました。

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  ↑川で泳ぐ子どもたち。みんなTシャツ姿のまま泳ぎまくっていました。

明日からはいよいよハードな後半戦一週間の始まりです。
昨日今日で体力も気力もリフレッシュしたので、息切れしないよう頑張っていきますね!

2008年08月17日

大洋州からの服育レポート フィジー編その4

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
昨日は深夜の移動(夜1:45の飛行機です・・・)でネットにつなぐことができなかったので、遅くなりましたがとりあえずフィジー最終日の報告させていただきますね。

昨日はフィジーの首都スバを出て、コーラルコーストの途中にある日本のNGOで国際的に活動するオイスカのフィジーでの取組みを見に行きました。
フィジーの職業訓練所での農業コースのアレンジメントや過去の伐採によってハゲ山になってしまった山々への植林活動、そして海でもマングローブの植林やサンゴの保全・再生活動など幅広く活動されていました。
次週には日本から「緑の植林協力隊」がやってきて、山の木、マングローブ、サンゴとそれぞれ2000本ずつ植林する予定なのだとか。もちろんこれらの活動には、地元の村人も参加して、活動が単発でなく持続的につながるよう取り組まれていました。
午後はいよいよ実際のマングローブとサンゴの活動場であるコーラスコースとにある村の見学です。残念ながらサンゴの保全場は引き潮だったので舟をだせず見学することができなかったのですが、マングローブの植林は見ることができました。

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  ↑沖にサンゴの保全場があります。海の汚染や乱獲で
多くのサンゴが死んでしまっているそうです。


マングローブは1本だけ植えてもだめなのだそうで、2,3本まとめた形で植えなければならないのだそうです。そうすることでお互いが支えあい大きく成長し、しっかりと砂浜へ根をはることができるのです。マングローブは高潮などから村を守るだけでなく、マングローブ林に集まってくる魚で豊富な漁場が形成されるのだそうです。
確かにマングローブの生えていない浜にはそんなにたくさんの生物はいなかったのですが、マングローブのまわりにはたくさんのカニやヤドカリ(引き潮だったので魚はいませんでしたが)を見ることができました。

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  ↑植林したマングローブ。根元にはカニやヤドカリがいっぱいいます。

さて、その後はこの活動をともに行っている村に受け入れてもらうために「カバ」という儀式を受けました。
カバとは朝鮮人参のようなものでこれをついて潰し粉にしたものを袋に入れて漉しだした飲み物を、村人と訪問者がともにまわしのみし受け入れてもらうための儀式です。
飲んでみると予想より飲みやすい!漢方みたいな感じです。儀式も観光客相手でない普通の村での儀式を受けさせてもらったので、普通のフィジー人村の暮らしを垣間見ることができました。

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  ↑カバの儀式。地元の人の中にもカバ好きではない人も多いようで、
   飲んだ後のみんなの表情が面白かったです。

この活動の中心になっているマーシーさんというフィジー人の方の、「政府は頭を使っているけど、我々は心を使って(フィジーの環境のために)活動している」ということばが印象的な一日でした。

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  ↑木登りする子どもたち。とっても明るくって人懐っこい!
   私たちが貝を集めていると自発的にみんなが手伝ってくれました。

2008年08月15日

大洋州からの服育レポート フィジー編その3

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
今日はフィジーの首都スバでのラストデイです。

今日訪問した先はフィジーで活動する環境学習NGOのLive & Learnと、フィジータイムズ、そして最終報告のためのJICAオフィスです。
初めに訪問したLive & Learnはフィジーを拠点に活動する環境教育NG0で、教育省とも連携しながら学校での環境教育&平和学習を進めている団体です。
彼らは学習のとっかかりとして廃材を利用したクラフト学習を通して地域や地域経済まで広げて学習を進めていっているのですが、びっくりしたのは彼らが日本の折鶴をすべての学習に活用しているという点です。
折鶴を通して広島の貞子さんのストーリを聞かせ学習(英語、平和学習)する、そして折鶴(折り紙)からその折方による紙の対比などを算数を絡ませる、そしてもちろん広島や日本というところから地理や社会的学習へと広げていくというのです。
日本から遠いフィジーの地で、日本の折鶴や広島のストーリーが多様な形で子どもたちの学習に役立っているというのは驚きでした。

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  ↑ペットボトルと流木を活用した工作の木の上にとまっているのが折鶴です。

次に訪問したフィジータイムズ(フィジーで一番の新聞)http://www.fijitimes.com/では、6月7月と1ページの紙面をさいて毎日環境に関する特集をしていたそうです。
読者からの反響も大きかったそうですよ。

さて、その後少しだけ時間があったのでフィジーのフリーマーケットに出かけて、フィジーの民族衣装ブラ(シャツ)とスラ(下衣)を買いに出かけました。
選んだのはフィジーで最もポピュラーらしい黒のスラと、最もフィジーらしい(椰子や花の絵が入った)ブラシャツです。
このブラとスラは服育ラボにも展示しようと思っていますので、またお越しの際にはご覧下さい。11月の定期セミナーにおいでいただければ見れますよ!

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  ↑ブラとスルはこの店で買いました。

明日はオイスカのマングローブ植林等を見学の後、二カ国目サモアや旅立ちます。
フィジーでも知らなかったことがたくさんあったのですが、サモアでどんな発見があるのか今から楽しみですね。

2008年08月14日

大洋州からの服育レポート フィジー編その2

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
フィジーでの3日目が終わりました。

今日は、まずフィジー首都スバの市役所を訪問し、実際にどのような形で環境への取組みが行われれているのかリサーチです。
私たちを案内してくださったのはJICAの青年海外協力隊員としてスバ市役所の環境部局で働く八尾隊員です。彼は今スバのゴミ削減のひとつの切り口としてコンポストを使ったプロジェクトを主導しています。
もともとは環境分野が専門というわけではなかったらしいのですが、環境部局に配属されフィジーという国の中でしかも限られた任期の中で自分にいったい何ができるか思案した中でたどり着いたもののひとつがコンポストプロジェクトだったのだそうです。
日本のようには何もかも思い通りにいかないお国事情の中で、いろいろな人と繋がりながら取り組む姿はとっても素敵でしたね!熱い思いと行動力を兼ね備えた若者は、とっても光って見えました。
そんな彼が着ていたのが、昨日も紹介したフィジーの民族衣装ツルです。上に着ているのもフィジーのブラというシャツで、ブラとスル上下揃って完璧なスタイルなのだとか。
スルはやっぱり涼しくってとっても過ごしやすいそうですよ。(でも市役所の中は結構冷房がきいていてスルでは寒いのだとか・・・、普段はズボンのことが多いそうです)

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  ↑ブラ(シャツ)とスル(下衣)ですっかりフィジアンな八尾隊員。

彼に案内してもらって地元の人々を尋ねてまわった中で、今日は子どもたちともお話することができました。
中には学校で日本語を専攻しているとかで「こんにちは」「さよなら」なんて話してくれる子もいました。

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  ↑学校帰りの女の子。緑のワンピースの制服、かわいいですよね。

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  ↑コマで遊んでいる子どもたち。フィジーではコマのことをトップ(英語)といいます。

この他には、大洋州を代表する大学である南太平洋大学(USP)、そして国連開発計画(UNDP)も訪問したりと、お昼ご飯を食べる時間もないくらい忙しい、でも充実した一日でした。
フィジーでの日程ももう半分を過ぎました。あと少しですが少しでも多くのものを見て聞いて、彼らのためになる研修プログラムへとつなげていければいいなと思いますね。

2008年08月13日

大洋州からの服育レポート フィジー編その1

皆さん、こんにちは。企画スタッフの有吉です。
毎日暑いですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

実は私も暑いところにいるのですが、日本ではありません。実は今、大洋州はフィジーに来ているんです!といってもバカンスではなくって、お仕事なんですけどね。

どうして大洋州かっていうと、私たちも5年近く服育の観点から環境教育の取組みのお手伝いをしている、兵庫県西宮市のNPO法人こども環境活動支援協会(通称LEAF)http://leaf.or.jp//がこの秋JICAの海外への人材研修事業の委託を受けることになりました。
今回はその研修のためのリサーチ団の一員として大洋州に来ています。

NPO事務局長を隊長に、JICAの職員の方、新聞社の方と4名で大洋州の3国(フィジー、サモア、トンガ)の国々をこれから二週間かけて回る予定です。
昨日の早朝フィジーについて、今日から本格的に環境局や廃棄物処理現場の見学、地元で活動するNGOや国際機関との会合など盛りだくさんの内容でリサーチ活動を進める予定です。
でももちろんせっかく来たのですから大洋州の国々の“服”事情もレポートしていきたいと思います。

フィジーの国際空港ナンディに着き、首都スバへ車で3時間かけて移動したのですが、ちょうど学校の登校時間と重なったのでたくさんの学生達とすれ違いました。
フィジーの学生達も全員制服は着ていたのですが、びっくりしたのはそのバリエーションの広さ!
白やストライプのワンピース姿の清楚な女子学生がいるかと思ったら紫や思いっきりピンクのワンピーススタイルの制服もありましたし、短パン姿の小学生の男の子に混じって民族衣装のスル(男性の腰巻スタイル、膝丈のパレオみたいな感じです)を身にまとった男子もたくさんいました。
学校で違うのはもちろん、学年(?)でも違うようでひとつの学校の建物にもいろいろな制服が混じっているようでした。
制服があるのは日本と同じですが、そのスタイル、そして何よりもその色彩におどろきましたね。

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  ↑フィジーの首都スバにて。彼らの制服は結構おとなしめですね。
    南国で見る男性スルは、見た目にも涼しそうでいいですね。

それと今日訪問した場所については少しレポートしますね。
今日はフィジー国の環境局と財務省、それとEUの協力で作られた廃棄物処分場“ナンボロ処分場”に行ってきました。
処分場といっても日本のような焼却場ではなく、集めてきた一般廃棄物ゴミをうず高く積み上げているだけです。生ゴミはもちろん、プラスチックゴミや服も一緒くたに捨てられて土で覆うというシンプルなゴミ捨て場からは匂いはもちろん、真っ黒な浸出液も出て、さらにそこからはメタンガスが・・・。
昔の日本もこんな感じだったのかもしれませんが、すぐそこにフィジーが世界に誇るきれいな海があるのに、と思うのとかなしくなってきました。
彼らのために私たちがどんな協力ができるのか、フィジーのことを知れば知るほど難しい思いがしますが考えていきたいと思います。

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  ↑ナンボロ処分場の様子。匂いはもちろん黒いぶくぶくした浸出水
(ゴミから出る液体)にはびっくりです。

それではまたレポートさせていただきますね。

2008年08月07日

里さんの個展に行ってきました

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。

先日このブログの中でも告知しました、11月の定期セミナー講師・里みちこさんの個展が今日から神戸で始まりました。
というわで、早速有吉も行ってきました!

神戸駅近くのHDCはとってもきれいで大きなビルです。
そのB1からど〜んと吹き抜けになっているオープンスペースが今回の会場でした。

11時からの詩語りにあわせて行ったのですが、少し早くついたにもかかわらず既に会場には里さんのファンの方々が集まっておられました。
みんなきっと里さんの詩が好きで、そしてもちろん里さんの人柄が好きで集まった人々なんでしょうね。

会場には「光源氏 光る言辞」ということで、源氏物語はもちろん愛や恋をテーマにした作品がたっくさん展示されていました。しかもその作品のひとつひとつが、私たちが里さんに提供させていただいたシャツ地を使って書かれたものなのです。
残念ながら色々な事情でもう使うことができなくなったシャツの生地をこんな形でリサイクルしていただくなんて!とっても素敵だと思いませんか!

会期は12日までです。ぜひ皆さんも里さんの素敵な作品と詩語りを聞きに足を運んでみてください!

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  ↑会場の様子。真ん中が詩語りスペースです。

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  ↑入口には大きな看板が出ているので迷いません。

2008年08月02日

速レポ!第二回キッズスクール!

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。

第二回キッズスクール無事終わりました〜。
今年は、上は中学生の生徒さんから、下はお姉ちゃんについてきた保育園年長さんまでいろいろな子どもたちが着てくれて開催することができました。
去年のキッズスクールよりも男の子の参加者が多かったせいか、みんなとっても元気!
始まる前からパワー前回で「みんな上手にできるかな?」って少し心配でしたが、始まってみるとみんなお母さんもびっくりするぐらいの集中力でした!

今回子どもたちが体験したのは、織り機の縦糸はりから実際に織っていくまで。
縦糸はりはまず全員らくらくクリア!布を裂いて横糸を準備するのも、おもいっきり布を引き裂くのが楽しかったのかとってもノリノリでやっていました。

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  ↑ダンボールの織り機に縦糸(たこ糸)をはっていきます。

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  ↑布を裂いて横糸の準備。みんな楽しかったのか、たくさんの横糸ができました。

そして今日のメイン活動「織り」に入ると、みんな真剣そのもの。小さな子も大きな子も、ほんと集中してもくもくと織り進めていました。
配色を考えるのも楽しそうで、徐々にみんなのオリジナルコースターが出来上がっていきます。

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  ↑だんだんと形になっていくのが楽しいのか、みんな集中して取り組んでいました。

最後のはしの始末には苦戦した子も多かったようですが、全員コースターを完成させました!
カラフルなコースター、温かみのあるコースター、大きなコースターと出来上がった色や形はそれぞれでしたが、みんな自分で作ったコースターに大満足!
いらない服がこんなふうによみがえるなんてびっくりです!

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  ↑自作のコースターと記念撮影!

「夏休みの宿題がひとつ終わった」って喜ぶ子もいて、みんな有意義な時間を過ごすことができたようです。
ぜひもう一度家でチャレンジして、家族全員のコースターなんてのもいいかもしれませんね。

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