母から学んだ服育
こんにちは。企画スタッフの西です。
先日服育ブログを書いていると、母のことを思い出しました。
よく考えると、僕は子供のころから母にかなり『服育』されていたと思います。
母は家で和服を縫う仕事をしていて、僕はいつも母の横でその仕事風景を見ていました。
母は仕事をしながらも、よく話しかけてくれていました。
「この服は夏用で、涼しい織り方なんだよ。」、「正絹の衣擦れの音はいい音だね。」、「七五三の男の子の着物だから逞しい鷹の絵柄なんだよ。」、「服の着方一つで人の印象は大きく変わるんだよ。」などなど・・・。
服に関する話をたくさんしてくれました。(よく「シャツが出てる!だらしない!」とも怒られた。)
その時は全く気にする事も無く、そんな言葉が自分の頭に残っている事すら忘れていました。
しかし、服に関わる仕事をするようになって、母のかけてくれたその言葉が自らの身になっている事を強く感じました。
和服と言う衣服を通して、母は僕とコミュニケーションをとり、服の意味や役割、メッセージ性や社会性などの「服育」をしてくれていたのだと。
もう70歳も超えていますが、今でも和服のことで何か分からない事があれば、母に聞きに行きます。
今でも頼りになる私の服育の先生です。
感謝。感謝。長生きしてネ。







コメント
はじめまして、京都服育市民です。
私もそうですね。
今思うと、母から学んでいることは多くあります。
うちの母は、いまだに家の中では私のお古を着ています。
そして、出ていくときは必ず着替えるのです。もちろん、行き先によっても着こなしは変わります。
つまり、それが彼女の『もったいない』と『TPO』なのでしょう。
最近の人は、着替えることは少ないのでは?行き先によって着替えるTPOは大事なことですよね!
私も見習わないと・・・
投稿者: 京都服育市民 | 2006年09月07日 20:51
京都服育市民さん、コメント有難うございました。
企画スタッフの有吉です。
確かに母親から教えてもらったことってたくさんありますよね。
うちはあまり厳しい家庭ではなかったので口うるさくしつけされるということはあまりなかったのですが、言われなくっても母親や父親の背中を見て学んだことってたくさんあったような気がします。
それが親に対する尊敬にもつながっているんでしょうね。
投稿者: ありよし | 2006年09月11日 14:44