こころを育む衣服 服育

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お知らせ

いい子たちなのにもったいない!

皆様こんにちは。企画スタッフの有吉です。
新学期がスタートして1週間ちょっとになりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私たちの服育活動も新学期にあわせてたくさんのご要望をいただき、毎日スタッフが西へ東へと服のお話をしに行かせていただいています。
私も毎週いろんな学校におじゃましておりまして、先週はとある京都の学校でセミナーを行ってきました。
新一年生にいつもどおり制服の着こなしやその意味について午前中の授業でお話した後、会社に戻ろうと、ある駅から電車に乗りました。
その電車には駅近くの学校の生徒たちがたくさん乗っていたのですが、中のある男子グループがお菓子食べながら大きな声で話したり、イスにどっかりと座ったり、連結部に座り込んだりし始めたのです。
もちろんズボンは思いっきり『腰パン』です!
「あー、やっぱりこんな子はだめだな・・・」なんて思ってしまいました。
一緒にいた会社の同僚も子どもたちもしもお菓子の袋をおきっぱなしにして出て行くようなら注意してやるって言っていたほどでした。
しかし、二つ目の駅くらいでどっと人が乗ってきて、さっきまでがらがらだった電車がいっきにいっぱいになった時、自分たちがおきっぱなしにしている荷物のせいで座ることができない人たちの様子を見ると、彼らはすっと動いて自分たちの荷物を片付けイスをあけました。
おきっぱなしだったお菓子の袋も「お菓子の袋も!(忘れんなよ!)」って感じで友達同士声を掛け合い、きれいに片付けていきました。
彼らの見かけとは違った、素早い対応に思わず驚きでした!
もちろんすいている電車だからって好き勝手な振る舞いをしていいわけではありませんが、あの時すっと行動できた彼らはきっと根本的にはいい子達なんだろうなって感じたのです。
だからこそ腰パンなんかのせいで「だらしない子だな。」とか「態度悪い子だな。」とか思われてしまうのがもったいないですよね。
腰パンだけでもだらしなく見えてしまうのはもちろんですが、ちょっとマナーを守れてなかった時に腰パンだったら余計印象って悪くなってしまいますよね。
服装の『ノンバーバルコミュニケーション』を改めて感じた一日でした。
fukuiku070418.jpg
制服の腰パン。最近はだいぶ減ってきましたが・・・。