こころを育む衣服 服育

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お知らせ

無病息災を願って

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
暦の上ではまだ松の内なのですが、既に町は通常モードですね。
ちょっとだけ引きずっていた正月ボケも抜けてきて、忙しい毎日が戻ってきた感じがします。
そんな正月気分をリセットするのが、明日1月7日にいただく七草粥ですね。
お正月のご馳走疲れの胃をいたわり、一年間の無病息災を願って春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)をお粥さんにしていただく行事です。
健康を願うわけですからまずは「食」からですが、なんと「衣」にも無病息災を願う柄があるのだそうです。
といっても実は語呂合わせ。
六つの瓢箪(ひょうたん)の柄が入ったものを六瓢(むびょう)と読んで、無病息災にかけている柄です。
六つの瓢箪であればOKですので柄のレイアウトはいろいろありますが、小さな六瓢を敷き詰めたように染め抜いた江戸小紋の六瓢なんかは、一見瓢箪には見えないとっても素敵な着物でした。
無病息災の着物の方は特に一年の初めに着るというわけではないようですが、こんな洒落のきいた着物を新年に着るのもいいな~と思いました。
着物を新調するのは難しくても、六瓢の刺繍の入った半襟などもあるようですのでそれをあわせてみてもいいですね。
などなど思い描きながら、明日は七草粥いただきたいと思います。