こころを育む衣服 服育

  • 教材ダウンロード
  • 各種応募申込み
  • お問合せ資料請求
  • 検索
  • 教材ダウンロード
  • 各種応募申込み
  • お問合せ資料請求

お知らせ

「服は他人の視線のためにある」

皆さんこんにちは。企画スタッフの有吉です。
一週間前に日本に戻ってきた時には、思いのほか涼しい日本にびっくりしたのですが、9月に入ったと思ったら急に残暑が戻ってきたみたいですね。
遅ればせながら夏の余韻にひたっております。
でも服のことを考えるとこの季節ってちょっと難しいですよね。
暑いからといって真夏のような格好をするのもちょっと季節はずれな感じがするし、かといってあんまり厚手なものを着たりすると気が早すぎるような感じがしますよね。
基本はカーディガンやストールなど脱ぎ着が簡単なものを持っておいて調節するこだと思いますが、この色を秋色にすれば「まだ暑い初秋」でも、爽やかに秋らしさを表現することができますよね。
しかも人よりもちょっと早めに次の季節らしい色を服に取り入れることが人に「おしゃれだな」と思わせるポイントなんですよ。
秋らしい色といえば、茶や落ち着いたオレンジや黄色など紅葉をイメージさせる色が定番ですが、こういった色を取り入れると季節の変化を目でも楽しむことができるんじゃないでしょうか。
哲学者・鷲田清一先生の著書の中に「服は他人の視線のためにある」というくだりがありますが、TPOに応じて人に不快な思いをさせないよう服を着こなすのも「他人のため」、季節感のあるファションで場を演出するのも「他人のため」ですよね。
そんな気持ちで朝服を選ぶのもけっこう楽しいですよ。

TAG: