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アトピー性皮膚炎概要 まずはアトピー性皮膚炎とはいったい何のか、その概要についての説明です。 アトピーは単なる皮膚病ではなく、精神的にも強い負担を感じる生きていく上での力を小さくしてしまう病気であることを分かってもらいたいと前置きをされ話を進められました アトピーの特徴としては、繰返す(慢性疾患)、掻痒(掻破行動)、湿疹(皮膚病変)の3つがあります。年齢別の有症率を見ると、3歳児で約13%、小学6年生で約10%、大学生でも約8%と、どの年代においてもおおよそ1割の子どもがアトピー患者であるとされています。しかし重症度を見ると年齢が上に行くにつれその割合は増え、またその特徴も変化していくのだそうです。 ではアトピー患者の人々は学校生活の中で何を感じているのでしょうか?身体のしんどさはもちろん、見える症状に対する精神的苦痛、様々な原因と思われる物質や状況を避けなければならない事(ほこりや掃除など)、そして決められた服である制服、と様々な事柄に対しての試行錯誤を繰返しているのです。 また今回は特別に父親の立場からということで、患者の息子さんを持っておられたお父様から家族としての苦労や息子さんへの思いなどを語っていただきました。 残念ながら今春お亡くなりになられた息子さんがどのようにアトピーと戦ってこられたのか、また親子で乗り越えてきた精神的な苦しみなど、とつとつと語られることばは先生方の胸に深く響いていたようでした。 工夫・アイデアのご紹介
続いては患者の皆さんが日常生活の中でどのような工夫を衣服についてされているのか、患部別の工夫やアイデアについての紹介です。 参加者の先生方には、机の上に用意されたキューピー人形に患部のシールを貼って、場所を確認しながら話を聞いていただきました。 例えば、頭についてはフケが落ちやすいので中間色の色を着るようにする、首は症状が見えないよう首まで覆えるジャンパーやスカーフ、バンダナを巻く、お腹はベルトの金具が当たると症状が悪化するのでさらしを巻いたりアウトゴムのパンツをはく、ブラジャーをTシャツの上からつけるといった工夫をパネルに付箋を貼りながら紹介してくださいました。
また人によってエアコンの必要度が違うことや、薬の種類についてまで、実際彼らが愛用しているものを示しながらどのような工夫ができるのか具体的に紹介していただきました。 アトピー性皮膚炎で苦しむ児童、生徒たちにアドバイスできる実際の工夫に、どの先生方も熱心にメモを取りながら聞いておられました。 制服業界の工夫
最後は、制服について私たちがどのような工夫をしているのか、着脱式のズボン裏地といった実際のサンプルをお見せしながらの説明です。 しかしこういった対応もすべての生徒さんに当てはまるわけではありません。個人によって症状が違うので、個々の対応が必要となります。 そのためにはまず生徒さんたちに我慢せず、学校や制服メーカーに相談してもらうことが大切なのです。
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防犯色と安全色 サブセミナーでは色のもつ心理的効果や物理的効果を使った「守る」工夫をご紹介しました。例えば「興奮色」の赤と「沈静色」の青であれば、青を使っているほうが人を刺激しないので犯罪が減るといった色の効果から、青は「防犯色」と呼ばれています。実際、青色防犯灯として青色の沈静効果を使い犯罪率が下がったという事例も報告されています。
次にご紹介したのは、視認性の高い色の方が交通事故に巻き込まれにくいといった、「安全色」と呼ばれる色です。明るい色である黄色や赤色は昼間はもちろん夜間でも認識しやすく、反対に黒や茶色といった色は夜間ほとんど認識できないという実験結果も報告されています。しかし色の効果だけで子どもたちを守ることは不可能です。「守る」ための工夫はソフト面、ハード面いろいろありますが、色も含めそれらを上手に組み合わせることが子どもたちを守るために大切なのです。 |