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服育コラム

第17回 TPOとコーディネート(4)オープンキャンパス

<選ばれる学校>になるためには

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大学全入時代到来の余波は、その裾野を高校、中学にまで広げつつあります。<選ばれる学校>になるためには、設備などハード面の充実を図ると同時に、学校全体のイメージアップを図る=ソフト面を強化することも重要な課題です。特に学校のイメージアップについては、学校トップの強力なリーダーシップの下、<スクール・アイデンティティ(以下SI)>として全学的に取り組むことが成功の要諦であるといわれています。

オープンキャンパスでスクール・アイデンティティ(SI)が試されます

組織のイメージは、その組織を構成するメンバー一人ひとりのイメージの集合体です。学校も組織であり、そのイメージアップを考えるとき、先生方一人ひとりがイメージコンシャス(イメージに対する意識)を持ち、全員が共通の目的に向かって気持ちのベクトルを同じにして取り組めるかどうかが成否を分けるといっても過言ではありません。そしてオープンキャンパスに代表される生徒募集を目的とするイベントは、SIの成果が試される場でもあります。

【オープンキャンパス】

「きちんとした(=堅い)」校風ならばジャケットにネクタイ

先生方の服装についてSIの視点から考えるならば、個人の自由裁量に任せず、学校としての基本方針を定めたうえでそれを具体的なドレスコード(服装基準)にまで落とし込むことが必要ではないでしょうか。例えば、「きちんとした(=堅い)」校風をアピールしたいのであれば、スーツあるいはジャケットにネクタイ着用が望ましいでしょうし、「自由で伸び伸び(=柔らかい)」という校風をアピールしたいのであれば、上着やネクタイはむしろ必要ないかもしれません。先生方がオープンキャンパスで何を着るかは、「自校をどういうイメージで外部に伝えたいか」というSIコンセプトに照らして決めるべきものであると思います。アピールしたい校風が異なれば、それを具現化するための服装も異なってくるのです。

SIコンセプトに沿った服装の基本方針が固まったら、次にドレスコードの策定です。スーツとネクタイ着用を基本方針とする場合のドレスコードの一例をご紹介しましょう。

●スーツは紺、グレー、ブラウン、黒などのベーシックな色の無地、あるいはベーシックな色を地色とするストライプ柄、チェック柄
●シャツは白かブルー無地、あるいは白をベースとするストライプ柄やチェック柄
●ネクタイは、若手の先生方は活動的で溌剌としたイメージの暖色(赤)系のストライプ柄、中堅~幹部の先生方は誠実で落ち着いたイメージの寒色(ブルー)系の小紋柄
●シューズは黒あるいは焦げ茶

「ラフな服装」と「カジュアルな服装」は違います

一方、オープンキャンパスに上着、ネクタイは不要と判断した場合は、服装が度を超えてカジュアルにならないようにドレスコードで歯止めをかける必要があります。例えば、Tシャツ、トレーナー、ジーンズ、ジャージ、サンダル等は来校する生徒や付き添いの保護者に接する服装として適切といえるでしょうか。「ラフな服装」と「カジュアルな服装」は同義ではありません。自由な校風をアピールしようとしたつもりが、だらしないイメージを与えてしまわぬようじゅうぶん気をつけたいものです。