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服育コラム

第6回 「きちんとした着こなし」が一番です

「きちんとした着こなし」が一番です

連載最終回の今回は、好ましいイメージを与えるための服装術という観点から、少し技術的なお話をしてみたいと思います。

服装をPI(パーソナルアイデンティティ=個人のイメージ戦略)のツールとして活用しようと考えるとき、「らしさ(=自身の社会的立場に相応しいかどうか)」を考えてスーツやシャツ、ネクタイなどのアイテムを選ぶことは大切ですが、それだけでPIが完成されるわけではありません。「何を身につけるか」はもちろん重要ですが、同じスーツ、同じネクタイを選んでも、それらをどのように身につけるかによってPIの効果は大きく異なってきます。好ましいイメージを与えるために必要なこと、それはディテール(細部)を整えてきちんと着こなすことなのです。

「きちんとした着こなし」とは?

では「きちんとした着こなし」の基本となるポイントをいくつか挙げてみましょう。まず、ジャストサイズを身につけること。「きつきつ」や「ゆるゆる」はすべてを台無しにします。身体に合ったものを身につけることが大前提になります。

上着のシルエットを美しく保つために前ボタンを必ず掛け、また、上着の外ポケット(胸ポケットや脇ポケット)にはなるべく物を入れないようにします。シルエットが崩れるだけでなく上着そのものの消耗を早めますので、物は内ポケットあるいはバッグに収めましょう。

ネクタイを結ぶとき、シャツは第一ボタンまできっちり留めます。そしてネクタイの結び目とシャツの衿元に隙間を作らないよう、しっかり結び上げます。結び上げたときに、ネクタイの幅の広いほう(大剣といいます)と狭いほう(小剣といいます)が等しい長さになるように結べていれば合格です。

スラックスは正しい腰位置で穿き、その位置をベルトで固定します。その際、裾が靴の甲を軽く覆う程度の長さがジャストサイズです。長すぎる、あるいは短すぎる裾丈は、美観を損ねるだけでなく機能の面でもマイナスです。なお、靴とベルトの色を同色で揃えると、スラックスのシルエットがより整って見えます。

それは、着こなしのディテール(細部)に気を配ること

いずれもがほんのちょっとしたことなのですが、そのちょっとしたこと(=ディテール)に気を配るだけで見違えるほど見た目の印象が変わるはずです。「神は細部に宿りたもう」とは聖書の言葉ですが、イメージアップの神もまさに着こなしのディテール(細部)に宿るのです。